おっさんからクズ人間まで 田中圭“変幻自在”演技力の源泉

公開日: 更新日:

 主演ドラマ「おっさんずラブ」以来、ドラマやバラエティーに引っ張りだこの田中圭が、ド偉いことをやってのけた。12月15~16日にAbemaTVで24時間生出演する特別番組「田中圭24時間テレビ」が放送され、番組中で30人以上の豪華ゲストと1本のドラマ「くちびるWANTED」を作り上げた。これが総視聴者数350万人を超え、ウェブサイト「ザテレビジョン」が調査・発表している視聴熱ランキングではデイリーランキング1位を獲得したのだ。

 相変わらずの人気ぶりだが、出演していた10月期ドラマ「獣になれない私たち」は、前評判の割に視聴率は全話平均で8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷した。ダブル主演の新垣結衣松田龍平の恋がなかなか進展しないことに視聴者がイライラしたことが一因ともいわれる。

「田中の役どころはヒロインの恋人、しかも徹底的なクズ人間。主人公と争った末に恋に破れる役を演じたら光る田中には最適な役で、今回もそれを完璧に演じた。田中ファンからすれば、“そんなクズすぎる田中君を見たくない”、新垣ファンからすれば、“そんなクズ男を捨てて早く松田龍平との恋を始めてほしい”とイライラを募らせる結果に。人気者の田中の出演シーンを延ばして数字を上げたい制作側の思惑もあった結果、途中で視聴者が逃げた面があるのは否めない」(テレビ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース