ピエール瀧「麻雀放浪記」公開へ…ベッキーに“朗報”のワケ
麻薬取締法違反(コカイン使用)の疑いで逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)。売れっ子の逮捕劇は、いまだに芸能界を揺るがしている。
「出演していたNHK大河ドラマ『いだてん』をはじめ、映画、ゲーム、CMなどの損害賠償の総額は10億円以上ともいわれています。実は民放とCMというのは、事務所が別の人気タレントを代わりに出演させるなど、交渉次第では損害額を抑えることができる。ですが、公共放送のNHKや、映画が差し替えのための撮影を行った場合などは、そのためにかかった実費を請求されます」(広告代理店関係者)
ピエール瀧が所属していたソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の2018年3月期の決算は、グループ全体で3800億円を上回る最高益を記録。だが、今回の不祥事でそのお祝いムードにも水を差された格好だ。
「まだ、どこからも請求は来ていないみたいですが、社内はどれだけ高額になるのか戦々恐々としています。特にディズニー関連は契約が厳しいので、どこまで莫大な損害が請求されるのか……。当然、損害請求に関しては、いったんSMEが支払った上で、瀧さんに請求する形になるでしょう。芸能界ではタレントと事務所で折半など、温情を見せる事務所もありますが、SMEはソニーの100%子会社。親会社が外資系的な考え方なので、瀧さんに対する損害賠償請求もドライなものになるはずです」(ソニー関係者)