田口は現役時代から使用 ジャニーズ蝕む深刻な“薬物汚染”

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所に大麻汚染の疑惑が浮上しつつある。その火種は、大麻取締法違反容疑で逮捕されたKAT―TUNの元メンバー、田口淳之介容疑者(33)が容疑を認めたうえで「10年ほど前から使い始めた」と供述していること。10年前の2009年といえば、KAT―TUNの東京ドーム8日間連続公演があり、田口容疑者もメンバーとして出演している。もちろん当時はジャニーズ所属の人気アイドルであった。16年にグループから脱退し事務所からも離れたものの、田口容疑者から大麻が事務所内で広がったり、田口容疑者のように薬物に手を染めているようなタレントがいる可能性もあるのではないかと、メディアだけでなくファンですらも疑心暗鬼の目を向け始めているのである。

 週刊誌のベテラン芸能デスクが言う。

「田口容疑者と大麻との関わりは、07年から公私共にパートナーとされ、今回共に逮捕された小嶺麗奈容疑者の影響の大きさが明らかになっています。元ジャニーズの薬丸裕英が小嶺容疑者について『昔からそういう(薬物の)噂があった』とテレビで話し、田口容疑者について『礼儀正しくて良い子だから残念でならない。人との出会い、環境で人生が大きく変わっちゃう』と擁護していましたけど、これも結果的に、疑惑の火に油を注いだ感もありますね。同業者なら当然かもしれませんけど、誰が薬物に手を出しているとか、そういう話は芸能人同士ならほぼ筒抜けのうえ、よく言えば身内の結束の強い、ありていに言えば身内に甘いジャニーズの体質を露呈させているのです。本当はジャニーズも大丈夫なのか? と薬丸も思っているのでは」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇