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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

スベっても前に 霜降り明星せいやの強い心を培った「体験」

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「明るく振る舞って、ギャグとか全部返して、頭ハゲるぐらいギリギリで、陰で泣いてた俺~! いま全部エピソードトークにしてるからな~!」(霜降り明星せいやテレビ朝日「霜降りバラエティ」6月20日放送)

 霜降り明星の2人が東京タワーの階段を上りながら、幼少期から、2人の出会い、コンビ結成など、これまでの人生を語り合おうという企画で、せいやは高校時代の話に差し掛かると、「これは踊り場で語らしてくれ」と立ち止まった。

 ひとしきり熱を込めて語った後、高校時代の自分に向けて叫んだセリフが今週の言葉だ。

 せいやは中学時代まで、さまざまな一発ギャグで笑わせるなど、クラスの人気者だった。だが、高校初日の入学式でしくじってしまう。早く自分の面白さをクラスメートに分かってもらいたいと思っていた彼は、人気者グループがゴミ箱をゴールに見立ててゴミを投げ、シュートしているのを見て、「ここや!」と思った。シュートを外した瞬間、「リバウンドー!」と叫んだのだ。

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