女優に初挑戦 有働アナに後輩アナたちが追いつけないワケ
13日公開の映画「記憶にございません!」(三谷幸喜監督)で、ニュースキャスター役で女優に初挑戦した元NHKの有働由美子(50)。そんな有働が鳴り物入りで「news zero」(日本テレビ系)のキャスターに就任したのが、昨年10月のことだ。
「賛否両論ありましたが、バラエティーや情報番組で視聴率を稼いできた日テレにとって、平日の最後の帯ニュース枠を制するための“飛び道具”という点で注目され、確かに話題を集めました」(テレビ誌ライター)
では、この1年で“有働効果”はあったのだろうか。
「『局上層部が期待するほどの視聴率を出していない』などの声もありますが、結果は十分出していると思います。何より月曜キャスターの嵐・桜井翔との相性が良く、『zero』ブランドを視聴者に植え付けました」(テレビコラムニストの亀井徳明氏)
確かに、「zero」のタイトルを付けた5月の“改元特番”も、7月の“参院選特番”も、桜井とのコンビで視聴率トップだった。
「報道キャスターとしては否定的な意見も多々ありますが、少なくとも報道を“とっつきやすく”感じさせる効果は出していると思います。もちろん、それには有働のキャラクターを生かそうという番組構成によるところも大きいとは思いますけど」(亀井徳明氏)