コロナ廃業危機が囁かれる大物俳優…緊急事態宣言がトドメ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収録ができず、春ドラマのスタートを延期するケースが相次いでいる。
フジテレビは9日スタート予定だった石原さとみ(33)主演の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」の放送開始を延期すると7日に発表。テレビ東京も24日スタート予定だった田中圭(35)主演の「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」の開始延期を同7日に発表。TBSも19日スタート予定だった「半沢直樹」の延期を決定。
5日放送の「下町ロケット特別総集編」の中で「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、『半沢直樹』及び『半沢直樹特別総集編』は、放送日を遅らせることに致しました。放送日は決定次第、公式HP等でお知らせ致します」とテロップを流した。ドラマ関係者はこう話す。
「今クールのドラマは、東京五輪でロケができなくなることを見越して、前倒しで撮影の準備を進めているところが多かったのですが、コロナの影響で収録ができなくなり、さらに『緊急事態宣言』が出たことで、いつ収録が再開できるのか全くメドが立たなくなった。これがトドメとなりました」
NHKも当初「12日まで」としていた大河と朝ドラの収録中止を延長すると発表。このままコロナの影響が長引けば、放送継続が危ぶまれる可能性もある。