カズ長男が俳優デビュー 三浦獠太が父より憧れたヒーロー
キング・カズこと三浦知良(53)と三浦りさ子(52)の長男・三浦獠太(22)が芸能事務所「トップコート」とマネジメント契約を結んだ。同事務所は菅田将暉(27)、松坂桃李(31)、中村倫也(33)らが所属しており、業界では若い男性俳優を育てるのには定評がある。
“親の14光”と大手芸能プロのサポートでどこまで成長するのだろうか。実は筆者の脳裏には小学校3年生で止まったままの獠太がいる。
十数年ぶりに見た彼は当時の面影を十分に残していた。初めて獠太の姿を確認したのは、彼がサッカーを始める直前の頃だった。まだ9歳だった彼は同級生たちと比較すると体が小さく、「カズの長男と分かれば、それなりの期待を背負って生きていくんだろうなぁ。大丈夫かな……」と、他人事ながら心配したことを覚えている。
当時、カズとりさ子夫人は子供たち(獠太には弟が1人いる)の通学を理由に別居生活を送っていた。筆者が密着取材を試みたのは別居の実情が知りたかったためだ。
獠太はほぼ毎朝、りさ子夫人が運転するポルシェで、都内のマンションから中央線沿線の有名私立大学付属小学校に通っていた。「ポルシェで通学なんて恵まれたお坊ちゃまだな」と当初は思ったが、次第にその見方は変わっていった。