コロナ感染者急増は想定外 「24時間テレビ」の実施に暗雲
「今回はすべて事前収録で対応します。ロケを行う時もマスクにフェースガード、手袋と完全防護態勢の下、細心の注意を払い、VTRを制作します」(日テレ制作関係者)
■「第2次緊急事態宣言」発令次第だが
ここまでは強気の日テレだったが、ここへきて、まさかの感染者急増。12日、都内で新たに206人の新型コロナウイルス陽性者が確認され、東京都の陽性者は4日連続で200人超えと感染拡大に歯止めがかからない状態だ。さすがの日テレもこの事態は想定していなかったようだ。
国による「第2次緊急事態宣言」発令の可能性も浮上しているという。その時期は公立の小中学校が夏休みに入る8月1日以降が最有力視されているというものの、「緊急事態が発令された場合、さすがにチャリティーだといっても『24時間テレビ』を制作することは難しくなる。延期あるいは中止の決断をせざるを得ません」(前出の日テレ関係者)。
すでに日テレ局内では嵐がメインパーソナリティーを辞退した段階で「24時間テレビ」の中止を発表すべきだったとの声も出ているという。
いずれにせよ日テレの命運を握るのは新たなコロナ感染者。22日からは「Go To キャンペーン」もスタート。さらに感染が広がれば、中止の可能性も否定できないだろう。