上白石萌音「ボス恋」に有名映画と酷似の声…どう跳ね返す
松本氏がこう続ける。
「ネット上には〈韓国ドラマの『彼女はキレイだった』に似てる〉という声も。つまり、ファッション関連に限らず、舞台設定が似ているドラマは国内外問わずいくつかあるということなんですよね。視聴者に強く魅力を感じてもらえる普遍的な設定というのはやはりあるもので、そこは仕方ないのでは。“ボス恋”はオリジナル脚本ですから、今後は“プラダ”路線を外れた思い切った展開も期待できるかもしれませんよ」
“プラダ”と設定は似ているとしても“ボス恋”はまだ1話が放送されたばかり。今後の展開まで似通っているとは限らないというわけだ。
「上白石さんと〈似ている〉と評判になっていた宮崎美子さんを上白石さんの母親役としてキャスティングするなど、“ボス恋”には視聴者を楽しませようとする遊び心が感じられる。初回では冨永愛さんや世界的なフォトグラファーのレスリー・キー氏がゲスト出演しており、今後のサプライズゲストも期待できそう。また、菜々緒さんが『これぞ菜々緒!』と言いたくなるほどに役柄にハマっているのもいいですね」(テレビ誌ライター)
主演の上白石萌音は、見ているとなぜか応援したくなるような不思議な魅力の持ち主。いわば、王道の少女漫画のヒロインキャラだ。その特性を生かし、“ボス恋”でも多くの視聴者を味方につけることができるだろう。