加藤浩次は契約終了へ…“スッキリ芸人”になれるか粛清か

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 上司に向かって怒鳴るように真正面から持論をぶつけ、我が道を突き進む――。国民的人気ドラマとなった「半沢直樹」(TBS系)はサラリーマンから拍手喝さいを浴びたが、やはり、テレビの中の話なのだと痛感させられた人も少なくないだろう。

 吉本興業は9日、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(51)とのエージェント契約を今月31日で終了すると発表した。

 加藤は2019年夏に報じられた同社所属タレントの「闇営業」に対する会社の対応を痛烈に批判。自身がMCを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ」では、「今の社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める」とまで言い切るなど、当時、メディアでは「加藤の乱」などと大きく取り上げられた。

 その後、同社の大崎洋会長(67)との会談を経て、エージェント契約を締結。「加藤の乱」の前と変わらない活動を続けてきたのだが、騒動から1年7カ月余り経ち、加藤は吉本という看板を完全に外すことになった。

■吉本の発表文には「円満退社」を強調する文言が並ぶが…

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