小室圭さん自己弁護の反論文書は安倍前首相の国会答弁同様
眞子さまとの婚約会見以降、報じられた問題について説明する時間は十分あったにもかかわらず、なぜ、沈黙を貫いたのか。国民に対してはともかく、婚約者はもちろん、秋篠宮家に繰り返し足を運び、なぜ金銭問題や結婚について納得、了解を得る努力を怠ったのかという、いわば道義的責任を問題視しているのだ。
その意味では、森友・加計問題や桜疑惑を国会で追及された際、ひたすら自身の正当性を主張し続けていた安倍前首相の答弁と変わらない。つまり、人としての誠実さや皇族にふさわしいのか、という点がこの問題のキモなのだ。
今からでも遅くない。国民から理解され、祝福される結婚を望むのであれば、「自己弁護」の反論書を公表するのではなく、会見を開き、自らの言葉で真摯に説明すればいい。それが法律家としても真っ当な方法ではないか。