石原さとみ「恋ぷに」8%台で終了も…実は“成功作”だった
9日に最終回を迎えた「恋はDeepに」(日本テレビ)。石原さとみ(34)と綾野剛(39)のW主演で「この春、史上最強のラブコメが始まる」とブチ上げた割には、世帯視聴率は初回こそ2ケタだったものの苦戦が続き、全9話平均8%台でフィニッシュとなった。
石原が演じたヒロインが“人魚”を思わせるファンタジー設定に違和感を覚えた視聴者も多かったようだ。ネット上では初回終了後から〈石原さとみと綾野剛の無駄使い〉〈(主題歌の)back numberの無駄使い〉などとネガティブな書き込みであふれ、Yahoo!テレビの「みんなの感想」の評価も、5点満点で2点にも届かず。局が主導した略称「恋ぷに」も浸透しなかったようだ。
「〈大コケ〉と一部で言われているのは確かですが、世帯視聴率では昨今の連ドラの数字ならコケたというほどでもないし、ターゲットとする49歳以下の支持はまずまず。TVerの再生回数ランキングでも常に上位です。“ヒット作”とは大声で言えないまでも、“失敗作”ではないでしょう」(テレビ誌ライター)
16日には、最終回のエンディングで描かれた“最後の別れから3年後の再会”の、その空白を描く特別編「恋はもっとDeepに―運命の再会スペシャル―」を放送する。