小林麻耶が今度は“神田沙也加さん降臨”発言!過激な暴露が訴訟沙汰になったら…弁護士が見解

公開日: 更新日:

「海老蔵さんも巻き込んだ形の訴訟の場合、著名な方に多いのが訴外和解という方法です。裁判をした場合はさまざまな情報が公開され、それ自体が活動のマイナスになるので、あくまで一般論にはなりますが、訴えを取り下げてもらう裁判によらない和解にもっていく可能性はあると思います」(吉岡弁護士)

神田沙也加さんへの名誉棄損は成立するのか?

 麻耶のこれまでの主張は強引さも否めなかったが、一部整合性もあり、真実も多いだろうという世間の見方も強かった。しかし親族間の揉め事の域を超えて「神田沙也加さんからの伝言」という主張が飛び出してきた以上、このまま放っておけば神田さんの遺族である神田正輝(71)や松田聖子(60)へ飛び火する事態もあり得る。

「死者への名誉棄損(刑事)は事実の適示があり、しかも内容が虚偽であった場合のみ成立します。今回は、それが虚偽であると言えるのかも分かりませんので、現時点では神田さんに対する名誉棄損罪の成立は厳しいと思いますが、小林さんの主張がご遺族に対する精神的苦痛に発展していった場合は、法的に訴えられかねない事案になる可能性もあります。また今後の法改正で、ネットの発信による虚偽の内容や誹謗中傷はより厳しく罰せられることにもなりかねないでしょう」(吉岡弁護士)

 姪や甥、そして妹である亡き小林麻央さん守るという理由で行われてきた数々の暴露と海老蔵批判だったが、神田さんの名前を出したことで麻耶に対する風当たりが変わりつつある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」