佐津川愛美「ちむどんどん」で独り勝ち? 童顔でも34歳「ドラマ100本」の大ベテラン!
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は30日が最終回となり、すっかり定番となった「#ちむどんどん反省会」も終わりを迎えようとしている。
料理人を目指して沖縄から上京した比嘉暢子(黒島結菜・25)が、東京で沖縄料理店を開き、自らの人生を切り開いていく姿を描いた物語は、設定が名作「若草物語」とリンクすることもあり、スタート当初は期待値が高かった。
「あまり多くは語りませんが、ご都合主義の展開が多く、最後まで消化不良の感じが否めませんでした。そんな中で、唯一、スッキリとした答えを出してくれたのが、“ニーニー”こと、竜星涼が演じる長男の賢秀と、賢秀が働く養豚場の娘で、佐津川愛美が演じた猪野清恵の恋物語です。特に清恵は、最初のころは単なる端役というイメージでしたが、賢秀にとっても視聴者にとってもどんどん存在感が大きくなり、9月に入ってからの2週間は、ほぼ2人の物語だったと言えるでしょう。佐津川の演技はとても自然で、見ていて安心感がありました」(芸能ライター・弘世一紀氏)
清恵役で注目を集めた佐津川は現在34歳。映画「蝉しぐれ」(2005年)でヒロインを演じた木村佳乃(46)の少女役でデビューし、ブルーリボン賞の助演女優賞にノミネートされた。以来、50本以上の映画に出演し、テレビドラマに至っては、100本以上。