視聴率1ケタでも高評価の「silent」「エルピス」が業界の流れを変える? 長澤まさみが歌った「贈る言葉」の意味

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 見逃し配信で記録的に数字を伸ばし、“今期最大のヒット作”の呼び声も高い川口春奈(27)主演の「silent」(フジテレビ系=木曜夜10時)。

「すでにテレビ局もスポンサーも個人視聴率を重視して久しいのですが、メディアが世帯視聴率で報じることが多いので、2ケタを超えないとヒット作のイメージがなかったのは確か。『silent』の成功は、報じる側の“世帯視聴率離れ”を一気に加速させそうです」(ドラマ制作会社プロデューサー)

 秋ドラマでは「silent」同様、世帯視聴率は1ケタながらネット上で高評価の作品がもうひとつ。こちらもフジテレビ系で、月曜夜10時のカンテレ制作枠「エルピス─希望、あるいは災い─」だ。

「渡辺あやさん脚本、大根仁さん演出、そしてプロデューサーが佐野亜裕美さんという、ドラマファンなら絶対ソソられる制作陣に、長澤まさみさん(35)主演。放送前から評判になっていましたが、期待を裏切らない出来に、『silent』以上に評価する声も多い」(テレビ誌ライター)

「エルピス」は長澤演じる落ち目の女子アナ・浅川が殺人事件の冤罪疑惑を追う話。浅川の元恋人で報道局のエース・斎藤(鈴木亮平)、浅川が出演するバラエティー番組「フライデーボンボン」のディレクター・岸本(真栄田郷敦)を中心に話が進んでいく。

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