歌姫・中森明菜に浮かんでは消える「完全復帰話」新個人事務所設立と足りない“ピース”

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 ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「あとは明菜さんの気持ち次第。もう準備万端のようにもみえますが、ここからが前途多難という気もします。こういう状態の繰り返しで、何回復帰話が途絶えたことか。明菜さんは感情の起伏が激しく、朝ご機嫌だったのが、夕方になるとブルーになったりする。そんな昔とちっとも変わっていないようにも見える。明菜さんらしいとも言えるのでしょうけどね」

 今回はスタッフを一新し、真っ白なところからもう一度と明菜は意気込んでいる様子。だが、青山氏はこうも言う。

「うがった見方かもしれませんけど、これまで明菜さんを支えてきたスタッフたちがいつまでも変わらない状態にさじを投げ、去っていった可能性も捨て切れない。明菜さんの気性を知らないであろう新しいスタッフたちが歩を合わせ、うまくやっていくことができるのか。間違った解釈のまま物事を推し進めてしまうことはないかと心配にもなります。とにかく一度ファンの前に出て、今の明菜さんを見せて欲しい。すべてはそこからだと思います」

 明菜は2017年の年末ディナーショー以降、芸能活動を休止。ストレスなどから「帯状疱疹」を発症し入院していたのではないかとの臆測も飛び交った。ファンが待ちわびる歌姫復帰は、静かに見守るのが正解なのかも知れない。

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