コージー冨田さん「楽しくものまねをやってステージの上で死ねたら本望」
バズって売れたい、儲けようというわけじゃないんです。とにかく動いて発信したい。そしてバズるというのはどういう感じなのか、経験してみたいんです。
そもそも、僕は売れたいと思ってものまねを始めたわけじゃないんです。ものまねがとにかく好きで、「ステージでものまねができればいい」と思って、23歳の時に愛知県から上京してきました。28歳の時、「発表!日本ものまね大賞」(フジテレビ系)で優勝してプロになり、33歳で売れましたが、「テレビに出て売れたい」とは思っていませんでした。
■ものまね大賞で優勝してテングになった
ところが、テレビに出た次の日に、街を歩けば「昨日見ましたよ」と声をかけられるようになってビックリ。「ありがとうございます」と愛想よく応えればよかったのにそれができなかったんですね。注目されることが続き、いつの間にやらテングになっていました。制作会社の人に「こんなふうにやった方が面白いよ」と意見したり、「面倒くさいから、リハーサルなんてやんなくていいよ」と言ったりね。