橋本環奈は“王道ラブコメ”で大健闘 次クールの深田恭子&福原遥W主演「18/40」の注目点は
橋本環奈(24)の地上波連ドラ初主演作「王様に捧ぐ薬指」(TBS=火曜夜10時)が、20日に最終回。これまでの平均世帯視聴率は6%台だが、実は10代の個人視聴率では木村拓哉(50)主演の「風間公親-教場0-」(フジテレビ=月曜夜9時)に次ぐ2位と健闘している。
「物足りないと言われる世帯視聴率も、前クールの『夕暮れに、手をつなぐ』、前々クールの『君の花になる』を上回っており、“ハシカン”の連ドラ初主演作として合格点と言っていいでしょう」(広告代理店関係者)
ネット上では山田涼介(30)演じる“王様”東郷のツンデレぶりに魅了される声が多数ある一方、《ジャニタレが出ている時点で論外》《既視感だらけの設定で見る価値がない》という手厳しい意見もあった。
テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ベタな王道ラブコメに心地よくハマれる層も、テレビにとっては大事なお客様です」と、こう言う。
「『王ささ』は、橋本さんと山田さんのキュンキュンするセリフや仕草、お約束的な敵や応援者などツッコミを入れたい場面もあり、音楽の入れ方も含めて“心地よくノリやすい”作りに徹しています。世帯視聴率に大きく影響するシニア層にとっては既視感だらけかもしれませんが、若い世代の王道ラブコメのニーズは昔からずっとあります。凄惨な場面や考察のしがいがあるミステリー好きもいれば、あまり深く考えずに展開に身を委ねたい視聴者もいるわけですから」