綾瀬はるか主演映画「リボルバー・リリー」興収10億円に届かず…“また”黒歴史を刻む可能性
11日に公開された綾瀬はるか(38)の主演映画「リボルバー・リリー」(東映)が、公開3日目までの観客動員数13万3177人、興行収入1億7994万円という極めて平凡な数字で推移し、観客動員ランキング(興行通信社調べ)でも7位と出遅れてしまった。
「キングダム 運命の炎」や「君たちはどう生きるか」といったこの夏の話題作と同時期の封切りで、上映公開映画館数345館を決めた東映からは“絶対に失敗は許されない”という強い意志を感じていたし、最近の綾瀬の主演映画を見ても、最終興収が10億円を割り込む作品は非常にまれだった。しかし、筆者の試算によれば、このペースでいくと、最終興収は9億円をわずかに超えるだけにとどまる。
スタートダッシュでつまずいた形の同映画だが、実際に映画を見た人たちの印象はどうだったのか? 複数の観客に感想を聞いてみると、「最初から最後まで、綾瀬の大正レトロのファッションショーでした。彼女が美し過ぎて、ため息ばかり……でした」「セットやキャストにお金をかけているなぁ~と」と評価の声がある一方で、「内容が薄くて137分が長かった」「綾瀬のスパイアクションに引かれて見に来ましたが、期待し過ぎたのか、演出やストーリーが陳腐で、何か裏切られた感が半端ないです」と“ガッカリした”という声が多かった。多くに共通するのは、「綾瀬の女優としての良さが生かされていないような気がする」というものだった。