芦田愛菜の“不機嫌顔”にガッカリ? 西島秀俊「さよならマエストロ」がパッとしない2つの理由
ドラマが不発なのは“不機嫌な芦田”以外に、「選曲がベタすぎることもあるかも」とドラマ制作会社プロデューサーがこう続ける。
■選曲に欠ける目新しさ
「西島さんがタクトを振ることになった、廃団の危機にある“晴見フィル”が演奏するのが、ベートーベンの『運命』や『田園』、ロッシーニの『ウィリアム・テル』序曲とか、素人でも誰でも知っている“ありがちな曲”なんですよね。2006年にヒットした連ドラ『のだめカンタービレ』 (フジテレビ系)ほどは望みませんが、クラシックファンが聞いても《おっ、その曲を選んだか》という新鮮味がないんです。オケの演奏の上手、下手以前に、《聞いたことあるけど何て曲なんだろ?》などと思わず引きつけられる、視聴者の“耳”を捉える魅力に欠けているように思いますね」
親子の絆が再生されるにつれ、芦田も笑顔を取り戻すかもしれない。それで数字も戻ればいいが……。