芦田愛菜の“不機嫌顔”にガッカリ? 西島秀俊「さよならマエストロ」がパッとしない2つの理由
西島秀俊(52)なのにパッとしない。主演のTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は、第4話(4日放送)の平均世帯視聴率が10.6%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、初回の11.4%から、11.1%、10.9%と回を追うごとに数字を落としている。
TVerのお気に入り登録数も6日現在で70万人ちょっとと伸び悩んでいて、老舗の看板枠にしては物足りないだろう。
「西島さんが演じる音楽界から離れていた指揮者と、芦田愛菜さん演じるバイオリンを捨てた娘の親子の絆と人生の再生がテーマで、廃団が決まった地方のオーケストラの再生をそこに重ねています。よくある話と言えばそうですが、それより何より《愛菜ちゃんの不機嫌な顔は見たくない》なんて視聴者の声が少なくありません」(テレビ誌ライター)
そもそも西島と芦田の親子仲は、いろいろあって最悪という設定なので、芦田が劇中、常に不機嫌で仏頂面なのも仕方がない。
「芦田さんの昨年のCM起用社数は、川口春奈さん(21社)に次ぐ第2位(16社)です。老若男女の好感度が圧倒的な理由のひとつとして、あの爽やかで愛嬌のある笑顔も挙げられるでしょう。幸せな気分になりますからね。そんな芦田さんの笑顔をテレビで見慣れている視聴者にとってみれば、ドラマとはいえ、延々と仏頂面を見せられたくない、違和感を覚えるというのも当然かもしれません。それだけ芦田さんに演技力があることの裏返しとも言えますけど……」(前出のテレビ誌ライター)