奈緒「先生の白い嘘」は“あらすじ”も炎上…《そんな視点で映画を作ったの?》と原作ファンもそっぽ
ただ、実際に映画を見た人なら分かると思うが、奈緒サイドが「《インティマシー・コーディネーターを入れたい》と申し出るのは内容的に当然」と山下真夏氏はこう続ける。
「それなのに監督が拒否するというのは、やはり理解に苦しみます。映画は完成したわけですが、これでようやく日本で根づき始めたインティマシー・コーディネーターの存在が《必要ない》《あの映画でも入れずに完成したんだから》となってしまわないかが心配です」
三木監督は5日に都内で行われた舞台挨拶に登壇。「私の不用意な発言でご迷惑、ご心配をおかけし、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。稲垣竜一郎プロデューサーも「私どもの認識が誤っていたことをご報告させていただきます。制作陣一同、深く反省をしております」と頭を下げたが、インティマシー・コーディネーターの件以外に、同作の公式HPのあらすじにも異議を唱える声が出ている。
「ネタバレになるので詳しくは話せませんが、この作品の主人公である美鈴(奈緒)が《快楽に溺れ》とあらすじに書かれている点が話題となっています。原作ファンからは《そんな視点で映画を作ったの?》《男性の妄想や願望目線では》といった指摘もある。原作ファンからそっぽを向かれるのは厳しい」(エンタメサイト編集者)
7日時点で、公式HPは特にアナウンスもなくその一文を削除。ネット上の声が目についたのかもしれないが……事態はまだ収まりそうもない。