著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

河合優実"新CM女王まっしぐら"で綾瀬はるかに暗い影…本田翼の陥落劇を彷彿させる下剋上の様相

公開日: 更新日:

「テレビで見ない日がない」と視聴者の間で話題になっているのが河合優実(23)だ。それもそのはず、9月に入った頃から河合は、サントリー、ユニクロ、森永乳業、木下工務店、味の素といったメジャークライアントばかり5社の新CMに出演中で、まるでテレビジャック状態になっている。

 河合がにわかに注目を集めたのは、今年1月期放送の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)での、口の悪い昭和の女子高生役だった。“ふてほど”出演当初に2本だったCM契約が7本にまで増えた河合。これは今年7月に「ニホンモニター株式会社」が発表した“2024上半期タレントCM起用者数ランキング女優部門”で第20位に相当する数字で、有村架純(31)や石原さとみ(37)、広瀬アリス(29)らと肩を並べたことになる。視聴率もさほど良くなかった1本のドラマで、これほど好感度が上がるのは極めてレアケースだといえる。

■好評だった永野芽郁「くのーりゅカップスープ」も交代

 駆け上がる者がいれば、そのあおりを受ける者もいるのが常に下克上の芸能界。今月2日に発表された2026年度の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で、主演の仲野太賀(31)が演じる豊臣秀長の初恋の女性にキャスティングされた永野芽郁(25)もそんな一人だろう。永野といえば、18年度前期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でのヒロインぶりが今でも幅広い視聴者層に愛されているわけだが、CMでは19年9月からオンエアされていた「クノールカップスープ」(味の素)で見せる表情が、“癒やされる”と好感度をキープする要因のひとつだった。SNSでは《芽郁ちゃんがおいしそうに飲むのを見て、私も買いに走った》とか《芽郁ちゃんの笑顔とスープから立ち上る湯気に癒やされる》と絶賛され、“商品の認知度を高めた貢献者”と評価する向きが強かった。永野の前任の川口春奈(29)も契約期間は5年間、永野も5年間と商品のイメージキャラクターの交代時期を見れば、急きょ河合に代わったわけではないのだろうが、慣れ親しんだ商品の顔が代わることに寂しさを覚える消費者は少なくないはずだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース