著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

誰もマネできない境地に行き着いた キンタロー。の「やるっきゃない精神」

公開日: 更新日:

「やっぱり私、ドッスンに似てるんだ! って」
 (キンタロー。/テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」10月1日放送)

  ◇  ◇  ◇

 前田敦子のモノマネでブレークしたキンタロー。(42)は近年、多種多様な破壊的モノマネで再ブレークを果たした。そのネタはアンジェリーナ・ジョリーからジャック・ニコルソン、コロッケ、松本まりか、北大路欣也、果てはSNSで話題になった犬系彼女まで。中でも異色なのが、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのキャラクター「ドッスン」の顔マネだ。

 大学時代、社交ダンスをして相手に顔を近づけた時、「ドッスンに似ている」と言われたことがあった。その時は「失礼しちゃう」と思っただけだったが、2023年「青森ねぶた祭」の「ねぶた」の顔マネをSNSに投稿し、バズった。するとコメント欄に「ドッスンに似ている」という声が寄せられたのだ。

 大学時代の記憶がフラッシュバックし、思ったという一言を今週は取り上げたい。そして彼女は「やるっきゃない」と考えたのだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱