広瀬すず「クジャクのダンス」が頭ひとつ抜けている? 比嘉愛未との本格サスペンスドラマ対決の行方

公開日: 更新日:

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「まだ始まっていないので何とも言えませんが」と前置きしつつ、「『クジャク』が頭ひとつ抜けそうな気がします」と、こう続ける。

「広瀬さんはキャリア12年目にして連ドラの本格サスペンス初主演ですが、2022年に主演した映画『流浪の月』で誘拐犯の被害者という難役を見事に演じ切り、高い評価を得ました。彼女のビジュアルから、地上波テレビのリアタイ視聴者層には“アイドル的女優”のイメージがあるかもしれませんが、今作で印象が変わると思います。インド哲学の一節を使ったタイトルの意味も、劇中でどう回収されていくのか楽しみ」

 一方、TBS日曜劇場と日テレ日曜ドラマに挟まれて印象が薄い観のあるテレ朝の日曜夜10時枠。今期の「フォレスト」も苦戦は免れない?

「この枠で、初のサスペンス。これまで“生きづらさを感じる人”に寄り添うようなテーマで、視聴率では苦戦しつつも固定ファンがある程度、定着してきたところに、思い切った路線変更です。ベテラン脚本家の龍居由佳里さんの原案によるオリジナル作品ということで興味深いですが、ほぼ時間帯が重なる日本テレビバカリズムさん脚本、『ブラッシュアップライフ』チームによるコメディー『ホットスポット』。ネットでの前評判を比べると、リアタイ視聴では分が悪そうですね。ただ、本格ラブサスペンスなので、展開によっては、配信での視聴層の反応次第でジワジワ数字を上げてくるかもしれません」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続