「おしゃべり小料理ゆみこ」はこれまでにない“危ないトーク”番組 有働由美子アナは女将さんがピタリ似合う
毎日放送は実にいいところに目を付けた。有働由美子(フリーアナウンサー)は小料理屋の女将さんが似合うんじゃないかとやらせたら、まさにピタリだった。
「おしゃべり小料理ゆみこ」は大阪の路地裏の小料理屋「ゆみこ」の女将(有働)が、自慢の料理(つまみ)を出し、酌をしながら、客としてやってくるゲストから本音を引き出すインタビュー&トーク番組だ。これまで関西ローカルで不定期で4回放送され、1月5日の5回目は全国ネットで流れた(関東ではTBS)。
この日の“客”は、有働が昔から大ファンだという堤真一と藤井フミヤ。「盆と正月と結婚式が一緒に来たみたい」と大はしゃぎだが、それでもゴールデングローブ賞4冠の「SHOGUN 将軍」で主演男優賞の真田広之の付き人だった堤に、「行くのもイヤになるほどの撮影現場って、あったんちゃう?」と、突っ込むところは突っ込む。
■飲ませて食わせて、お代は“本音”
“酒”と“大阪弁”の勢いで、聞きにくいことを聞くのがこの番組の魅力で、アンミカには「無名でパリコレってどういうつもりやったん?」、なかやまきんに君には「(その肉体で)どのくらい儲かってはるの?」、宮根誠司には「嫌いな司会者1位になるって、ぶっちゃけどんな気持ちなん?」と容赦がない。そう、料理と酒の「お代は『本音』でいただきます」ということになっていて、ゲストはお代として、有働の直球質問に正直に本音で答えなければいけないのである。