仕事でも損してない? 自己肯定力が低い人の特徴&高める方法4つ。まずはネガティブな口癖から卒業しよう
自己肯定力が低い人に見られる特徴をチェック!
自分をいつも卑下し、好きになれない人は「自己肯定力」が低い傾向があります。そこで今回は、自己肯定力が低い人に見られる特徴&自己肯定力を高める方法をご紹介します。
(コクハク編集部では女性心理にまつわる記事をご紹介してきました。そのなかから『自己肯定感』に関するものをピックアップしてお届けします)
「自己肯定力」とは、自分の価値や存在を肯定的に受け入れられる力のことを言います。
この自己肯定力が低いと物事をネガティブに捉えてしまい、本来の能力を発揮できなくなることも。そこでまずは、自己肯定力が低い人に見られる特徴をチェック!
1. 「どうせ」が口癖
無意識に出る口癖にはその人の性格や価値観が表れます。自己肯定力が低い人に見られる口癖は、「どうせ」という言葉。
やる前から悲観的に考えてしまう人が多いでしょう。
【読まれています】40代、このままでいいの? アラフォー女性が抱える漠然とした5つの不安
2. 過去に大きな失敗を経験している
過去の経験がトラウマとなり、ネガティブ思考になっている場合もあるでしょう。
確かに、失敗を経験すると「また、同じ失敗をするのでは?」と怖くなるものです。
しかし「今度は失敗しないようにがんばろう」など、プラスにとらえられれば自己肯定力が変わってきます。
3. 他人と比較してしまう
さまざまなことで人と差ができるのは仕方のないことでしょう。
しかし、自己肯定力が低い人はいつも他人と比較して落ち込む傾向にあります。自分を卑下し、劣等感を抱いてしまうでしょう。
自己肯定感が低いと仕事に影響が…
実は、自己肯定感が低いと、仕事でもなかなか成果を出せないと言われているのです。
新しい挑戦ができず、仕事が回ってこない
自己肯定感が低い人は、人と比べては落ち込み「やっぱり自分はダメだ」と再認識するので、なかなか新しいことに挑戦できません。
自己肯定感が高い人は、アイデアを恐れずに提案します。
当然、仕事はそういった人に回るようになり、さらに「やっぱり自分はできない」と自己否定を強めてしまうのです。
改善策まで考えられない
自己肯定感が高い人でも当然、失敗はたくさんします。ですが、落ち込むよりも「どうやったら改善するか?」と前向きな思考に切り替る術を持ち合わせています。
反対に、自己否定が強い人は、改善策を考えるまでなかなか思考が及ばず、ただ落ち込む時間を過ごすため、仕事の成果が出にくいのです。
自分に自信がない人必見! 自己肯定力を高める4つの方法
自己肯定力は自分の意識次第で変えることができます。次に、自己肯定力を高める方法について、見ていきましょう。
1. 常にポジティブな発言を心がける
自己肯定力が低い人は、何をするにも失敗することを想像しています。そのため、「どうせ」といったネガティブな発言をしてしまうのです。
「私ならできる」など、ポジティブな発言に変えていくことで、意識が変わってくるでしょう。
2. 自分の短所を受け入れる
人にはそれぞれ長所もあれば、短所もあります。大切なのは、この短所を自分自身がどう受け入れられるかということ。
「自分のこんな短所が嫌い」と思うのではなく、「短所も含めて自分」と受け入れることができれば、自己肯定力を高めることができるはずです。
3. 目標をクリアし、成功体験を増やす
過去の失敗で自己肯定力が低くなってしまった人は、成功体験を増やしていくと良いでしょう。
クリアした数が増えれば増えるほど、成功体験が増えることになるため、少しずつ自信を取り戻すことができますよ。
4. 周りの意見に流されない
自己肯定感を高めていくためには、自分の意見をきちんと伝えることが必要です。たとえ、あなたの考えが通らなかったとしても、誰かに伝えられたということは、自信につながるはずです。
何かを決断しかねる時、周りの意見に流されずに、まずは自分の思った通りに行動してみましょう。
意識で変わる! 自己肯定力を高めて充実感を得よう!
自己肯定力が低い人は、いつもネガティブな感情を持っているため、プライベートでも仕事でも充実感を得られにくいです。
なぜなら、もし仮に成果を出したとしても、自分で自分を認められない人は「まだまだできる」「こんな成果で満足するな!」と、より自分を責めるだけだからです。
しかし、意識次第で自分を変えることは可能!「成長したい」「今の自分から打破したい」と考えているのであれば、ぜひ今日から、自分に優しい言葉をかけて、自己肯定感を高めていきましょう。
(2020年7月、2024年2月の初出を元に再構成)
(コクハク編集部)