飯島愛「愛すれど心かよわず」(1)毒親に反発し万引、カツアゲを繰り返す 貢ぐために自分の体まで売った
一七〇万部のベストセラーになった飯島愛(本名・大久保松恵)の自伝「プラトニック・セックス」では、過剰なまでに教育熱心でしつけの厳しい家庭に育った娘が、札付きの不良に変身していく過程を克明に記している。
とりわけ印象に残るのは、父が松恵に有島武郎の小説を渡し、丸ごと一冊清…
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