堀ちえみさんを悩ます“誹謗中傷やめない困った人”の特徴…約1年間に1万6000回の粘着投稿
「1日平均177回」の粘着投稿
それにしても今回は、約1年間に約1万6000回という頻度に、ネット上では驚きの声もあがっている。この偏執狂的な粘着ぶりはどこから来るのか。
「自分の価値観からズレているから、とにかく相手がいけ好かない、わかってない相手を正してやろうという歪な正義感からだと思います。そして、無視され続けていると“これだけ言ってもわからないのか”と、相手をねじ伏せようとするあまり、だんだん言葉も過激になってきて、これでもか、これでもかと加速度的に頻度も上がり、エスカレートしてくる。今回の容疑者も、スクリプト(コメントを自動で連投できる機能やソフト)を使わずに投稿していたようなので、そういう精神状態になっていたと思います」(井上氏)
井上氏によれば、連続でスパムメールを送り、サイバーテロなどにも使用されるスクリプト機能は、今は一般人でもごく簡単に入手できるという。しかし、スクリプトにせよ、手入力にせよ、さらに無職で時間があったのかもしれないが、そこまでして一体何がしたいというのか。
「やはり基本は“承認欲求”だと思います。これでコメント欄が閉鎖にでもなれば、自分の価値観に相手が屈したことになって自分の勝ち。先日のフジテレビの記者会見ではないですが、質問時間に、延々と『お気持ち表明』して、持論を語る記者に通じるメンタリティーで、とにかく相手に自分の意見にわからせたい一心なんです」(井上氏)
ネット上の誹謗中傷が社会問題化する中、こういう行為をする輩には、誹謗中傷が原因で起こった悲劇などは、全く視野に入っていないというから困りものだ。
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誹謗中傷を行う当人たちは自身の狂信性に気づいていない。関連記事【もっと読む】大暴走する“旧ジャニオタ”の恐怖…《文春廃刊》《中居ファン》がXでトレンド入り、被害女性への誹謗中傷も…では、手のつけられない勢力に成長してしまった旧ジャニオタの暴走ぶりについて伝えている。