70歳の清川虹子が映画「楢山節考」で初ヌード披露
清川が演じたのは村の掟で結婚できず、メス犬相手に性欲を発散させる次男坊に、“女”を教える老婆の役。当初、ラブシーンの相手は決まっておらず、緒形か三木のり平かとワクワクしていたが、とん平に決まって清川がちょっとガッカリという報道も流れた。
濡れ場の収録は清川が70歳の誕生日を迎える82年秋に行われた。当初前貼りなしで撮影に臨んだが迫真の演技で迫るとん平にあわてて作るハプニングも。前貼りが初めてという清川は「貼ったりはがしたりで毛が抜けちゃって」と、笑いながら様子を語った。一方、相手役のとん平も「清川さんは70歳という年齢の割には肌がきれいで張りがあったよ。体は30歳代だね」と撮影を振り返った。
「楢山節考」の公開は83年4月29日。清川に負けじと倍賞美津子、あき竹城らも激しいカラミを演じていたが、やはり注目を集めたのは清川の迫力ある豊満バスト。清川は「みんながアタシのオッパイのことばっかり話題にするのよね。あたしゃ主役じゃなくてちょこっと出てるんだけどねぇ。でもあたしの演技が“笑い”をとっているのならそれでもいいわね」と喜びを語った。