上原多香子「母の日」騒動 最後はプロレスができるかどうか
つまるところ、最後は上手にプロレスができるかどうか、そこが炎上の当事者に問われるのだ。「憎みきれないロクでなし」となったら儲けもの。悪しざまに言われつつも、ネットで「愛される」存在になれるだろう。
極端に言えば、たとえ放っておいたとしてもこのご時世ならすぐに別の炎上が起き、いずれは飽きられ、忘れ去られる。だったら、本音では悪いとは思っていなくても面従腹背で詫びておき、さっさと終わりにした方が誰にとってもハッピーだ。変にこじらせて、スポンサーや関係各所へ突撃(電話やメールなどで直接的に訴えること)されたり、自分名義のものや関係先の商品の不買運動を起こされてしまえば、結果的に多くの人に迷惑をかけることになる。
コウは、幕開けから幕引きまで不合格の連続で、切られても仕方なかった。詳述はしないが、お笑い芸人の闇営業での炎上も、全面降伏が遅れたことで事態をこじらせてしまった。反社会的で悪質な詐欺集団と報じられていたのだから、まずは全面的に謝罪していれば、その後の展開も違っていただろう。 (つづく)