ジャニー喜多川氏の訃報「7月9日23時30分」解禁だったワケ

公開日: 更新日:

 戦後の芸能界を代表するカリスマがこの世を去った。ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川(本名・喜多川擴)さんが7月9日午後4時47分、入院中だった都内の病院で、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったことを、同事務所が同日夜にファクスでマスコミ各社に発表した。享年87。ファクスによると、ジャニーさんは6月18日午前、東京・渋谷区の自宅で倒れて、意識不明の重体となり、救急車で都内の病院に搬送。その後、意識が戻ることはなかったが、所属タレントたちが連日、病室を見舞い、励まし続けたが不帰の人となった。

 通夜・告別式については、「ジャニーの子供でございますタレント達とJrのみで執り行う家族葬とさせていただきますので、何卒ご理解賜りたく存じます」と説明。また、「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしております」と後日、お別れ会が予定されている。

SMAP解散を“抜かれた”過去が…

 同1日に嵐の松本潤がジャニー氏の病状について口にし、ジャニーズ事務所からの説明もあったため、関係者に覚悟はできていたようだが、それにしても9日夜、「23時30分にジャニー社長の訃報解禁」の情報が一斉に流れた時はザワついた。情報が出回ったのは解禁の約1時間前だったためだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇