ピエール瀧、沢尻エリカは仕事復帰も…芸能人「薬物スキャンダル」での再出発は甘くない
城下氏は、「“それでも使いたい”と製作側に思わせる強い個性やキャラクターが復活を後押しする」と付け加える。確かに瀧も沢尻も、もともと強烈な個性を持った役者なので、ペースはゆるやかながら復活の道をたどりそうだ。芸能プロ関係者はこう話す。
「逮捕当時、瀧は10億、大河の撮影分がお蔵入りとなった沢尻は20億の違約金と報じられましたが、それも実はケース・バイ・ケースで、決して杓子定規なものではない。事務所が肩代わりしたりして、分割で払う約束になっていたり、それなりのメドはたっていると思います」
ただし、薬物犯罪は再犯率が高く、薬物からの完全克服は容易なことではないといわれるのもまた事実。周囲の期待に応えて、着実に復帰の道を歩んで欲しいのは、目をかけた関係者や視聴者の共通の思いだろう。