認知症を早期発見する「脳萎縮解析検査」のスゴさ

公開日: 更新日:

動脈硬化が進んでいる人は、脳血管障害などを起こしやすく、当然ながら、それによる認知症のリスクは高くなります。糖尿病が悪化している人は、やはり認知機能が低下しやすい。脳の萎縮だけを気にするのではなく、トータルで、認知症予備群かどうかを調べた方がいい」

■40代で一度受けるといいい

 認知症は「完治」はできないが、早期発見・早期治療によって、進行を遅らせることができる。自分の脳の現状を知ることで、予防にも役立てられる。
 事実、脳萎縮解析検査をきっかけに、認知症予防のために、適度な運動を心掛けたり、食生活を改善したりするなどして、動脈硬化対策に努めるようになる人は少なくないという。

「40代で一度受けることをお勧めします。異常なしなら次は5年後で問題ないでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  3. 3

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  2. 7

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    千葉工大が近大を抑えて全国トップに 「志願者数増加」人気大学ランキング50

  5. 10

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由