7日間で脳は変わる 「セロトニン活性化」7つのメソッド
酷暑も一息つき、夏の疲れが出やすい9月。放っておくとうつ症状に移行する「9月病」も起こりやすく、油断は大敵だ。
こんな時季だからこそ、“セロ活”=セロトニン活性化でやる気をアップしよう。
セロトニンは、「天然の抗うつ剤」「幸せホルモン」などと呼ばれる脳内ホルモン。
「『ぐずぐず脳』をきっぱり治す!」などの著書を持つ人工知能研究者の黒川伊保子氏によると、セロトニンが活性化することで得られる効果は、「寝覚めの爽快感」「やる気の下支え」「疲労回復の助け」「脳の学習効果アップ」に加え、穏やかな充足感を覚えやすいのだという。その穏やかな心が、知恵やセンスを生み出す引き金になるのだ。
「セロトニン活性化のポイントとなるのは光の強弱です。セロトニンは網膜が朝の自然光を感じたときに分泌されます。朝にセロトニンが十分に分泌されると、眠りをもたらすメラトニンの分泌が安定し、上質な眠りになる。深い眠りは当然、疲労回復につながります」
黒川氏が勧める具体的なセロ活方法はこれだ。