みのもんたも苦しんだ 脊柱管狭窄症が疑われるポイント2つ

公開日: 更新日:

 まず中心性狭窄では、歩いていると片方、あるいは両方の足が痛んだりしびれたりして歩けなくなる間欠性跛行が起こりやすい。しばらく休むと症状は消え歩けるようになるが、歩き始めるとまた痛みやしびれが出てくる。一方、外側陥凹狭窄は、「片方の足の前側だけ」「両方の足の横側だけ」といったように、足の一部に痛みやしびれが起こる。間欠性跛行と違い、歩かなくても症状はあり、寝返りをうったり、体勢を変えたりすると、程度がひどくなる場合がある。

 中心性狭窄にしろ、外側陥凹狭窄にしろ、脊柱管狭窄症は、たとえば椎間板ヘルニアなどと比べると、症状の強さはそれほどではない。しかし、歩けなくなるなど日常生活に支障が出る。

 また、膀胱や直腸の働きに関係する馬尾神経が圧迫された場合、頻尿や残尿感、尿漏れ、便秘など膀胱・直腸障害が生じる。圧迫がひどく馬尾神経が“不可逆的な損傷”に至ると、元には戻らない。

「脊柱管狭窄症の最初の治療は抗炎症剤や鎮痛剤ですが、『歩き続けられず日常生活に支障が出る』『膀胱・直腸障害がある』ようなら手術を検討します。特に、膀胱・直腸障害はすぐに手術を受けるべきです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議