角膜感染症につながることも…更年期妻を悩ますドライアイ

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 放っておくと、涙腺などが破壊される自己免疫疾患であるシェーングレン症候群を伴ったり、角膜が傷ついて視力が低下したり重度の角膜感染症を引き起こしたりする。

「高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ利用者の増加に伴い、ドライアイ患者さんも増えており、その数は2200万人ともいわれています。女性更年期もドライアイになりやすい要因のひとつです」

 女性ホルモンの分泌量は20代後半から30代前半にピークを迎え、40代から急速に低下していく。その主な原因はこの時期に卵巣の中にある卵子のもと(原始卵胞)の数が急激に減少するからだ。 女性ホルモンは卵胞が成熟していく過程で分泌されるため、卵胞が減少すると女性ホルモンの分泌も低下する。女性ホルモンの分泌が低い状態が続くと骨粗しょう症や脂質異常症、動脈硬化などの病気にかかりやすくなることが知られている。

「この年代の女性は老視も併発していることが多い。このため、まばたきをして涙を出して目の表面に潤いを取り戻そうとするたびに、ピントを合わせ直さなければならず、目が一層疲れてしまうことも多いのです」

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