「赤ちゃんは元気です」と言われ安堵…岡田薫さん語る卵巣茎捻転

公開日: 更新日:

 もちろんエアロビクスどころではなく、その場で車イスに乗せられ、子宮口を縛る手術をして絶対安静状態を強いられました。家に帰っても旅行はいけないし、腹筋に力が入ることは一切ダメで、長女を抱っこすることも止められました。安静が解けたのは出産の1週間前でした。

 妊娠中は風邪薬だって飲んじゃいけないと言われる中、MRIだの開腹手術だの、検査もいろいろしたので、なにかしら子供に影響してしまうのではないかと心配したんですけど、今のところすくすく本当に元気で、身長も体重も人並み以上の健康優良児です。

 今では笑い話ですけれど、後から聞いた話では、卵巣茎捻転のときに痛みでのたうち回る私を見て、夫は完璧に流産だと思ったそうです。そのうえドラマのワンシーンのように、医師から「子供と母体、どちらかしか助けられない場合はどうしますか?」と聞かれたときのことを勝手に妄想して、すごく迷ったというのです。思わず「それは私でしょう! そこ迷ったの?」と、びっくりしました(笑い)。

 卵巣茎捻転は、私のかかっていた産婦人科では年に1人いるかいないかぐらいの頻度だそうですが、私の知人にも1人、卵巣が腫れて卵巣茎捻転が懸念されたので、事前に手術をした人がいます。それほどポピュラーではないけれど、特別珍しいものでもありません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    フジテレビ「第三者委員会報告」に中居正広氏は戦々恐々か…相手女性との“同意の有無”は?

  3. 3

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  4. 4

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  5. 5

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  1. 6

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 7

    冬ドラマを彩った女優たち…広瀬すず「別格の美しさ」、吉岡里帆「ほほ笑みの女優」、小芝風花「ジャポニズム女優」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」