「白血病=死の病」というイメージを変えたい…友寄蓮さん

公開日: 更新日:

 今年2月、水泳選手の池江璃花子さんが白血病を公表されました。そのとき、白血病経験者代表のような形でテレビ出演をしたんですが、「何だ? こいつ」となって大炎上しちゃったんです。

 放送後、「これでいいのか?」「私は何を伝えたいのか?」と退院して以来、久々に自問自答しました。「苦しかった」と言えば、いま病気と闘っている人の不安をあおってしまうし、「楽勝でした」というのも違う。ましてや同情を買いたいわけでもない……。最終的に「感謝の気持ち、前向きな思いを伝えたいんだ」という答えにたどり着きました。

 私が白血病になったのは高校2年生の冬でした。秋に熱や咳が出て病院で風邪薬をもらいました。それでもなかなか治らないので別の病院に行ったのですが、そこでも風邪だと言われたのです。そのうち、階段で息切れしたり、体育の授業も欠席気味になり、友人からは「顔色が悪いから病院に行ったほうがいいよ」と言われるようになりました。登校して席に着くと寝てしまい、気付くと昼休みだったり、テスト中に居眠りしてしまうほど常にだるくて、「学校を休みたい」と思うようになりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱