インフル流行 プロが勧める「マスク選び」の重要ポイント
例年より早くインフルエンザの全国的な流行が始まり、厚労省が注意を呼び掛けている。11月22日の発表では、11日から17日までの週の全国の患者数が、前週比で約1.8倍となり4週連続で増加。学校では、休校、学級閉鎖も相次ぎ、深刻さを増している。
定番の予防法は、まず手洗い。加えて十分な休養と栄養補給、重症化を防ぐワクチン接種などだが、通勤途中ではマスクをしてウイルスの侵入を防ぐのも徹底したいところ。ここで難しいのは、マスク選び。ドラッグストアの店頭には、「サージカル(外科医用)マスク」あり、「立体型」あり、「ポリウレタン製」ありで迷ってしまうほどの商品数だ。選ぶ際のポイントは何か?
「基本は楕円形の全国マスク工業会のマークがあること。ほぼ、袋の裏面に入ってます。かつて一時期、海外メーカーのマスクの輸入が増えさまざまな品質のマスクが出回ったとき、国内メーカーが集まり“基準がちゃんとした製品を作ろう”と自主基準を作った。このマークがあれば、それを満たした製品だということ。目安になると思います」(「白元アース」広報担当者)