うつ症状のある人はコロナワクチンのデマ情報を信用しやすい?
解析の結果、ワクチンに関連した偽情報を支持する確率は、抑うつ症状のない人に比べて、抑うつ症状のある人で、2.15倍高いことが示されました。また、偽情報を支持していた人は、偽情報を支持していない人に比べて、ワクチンの接種をする確率が55%低下しました。
論文著者らは「偽情報を減らすことに関心が向けられがちだが、同時に偽情報の需要を減らすこと、あるいは否定的な感情に対するアプローチを考案することが有用かもしれない」と結論しています。