著者のコラム一覧
天野陽介日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。

鍼灸師によって効き方に違いはある? 感受性、相性、熟練度…

公開日: 更新日:

 基本的に、鍼灸の刺激に対する生体反応の仕組みには個人差はありません。ですから一定の資格を持つ鍼灸師であれば、誰でも同様の効果はあるわけですが、現実には患者さん側で「効いた」「イマイチ」など、実感の程度に違いがあることも事実です。

 それにはさまざまな原因があります。まず挙げられるのが、患者さん自身の感受性の違いです。弱い刺激を好む方から、強い刺激を好む方など、受け手側(患者)も千差万別で、それらに合った治療方法が、治療効果をより実感しやすいという面があります。

 また、患者さんと鍼灸師との相性の良し悪しもあります。相性が良いと思えばその鍼灸師への信頼も増し、治療効果を実感しやすいということです。

 さらには、鍼灸師自体の熟練度の違いも大きいでしょう。鍼灸治療で行う診察は、治療者の五感によって患者の状態を把握することを主としますが、その診察や施術の精度が、その鍼灸師の勉強・修練具合、施術経験人数や年数の差異によっても異なってきます。

 患者さんの体の状態や生体反応の捉え方もあります。その鍼灸師が現代医学をベースに立つか、それとも東洋医学かによってもアプローチに違いが出てきますし、そもそもその鍼灸師の施術に臨むに当たっての心構えの違いもあるでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり