睡眠時間が足りていない人は「高血圧」になりやすい 1時間減でリスクは37%増える

公開日: 更新日:

「通常の場合、受けている急性ストレスがなくなれば、血圧も元に戻ります。しかし、長期にわたって慢性的にストレスを受けていると、持続的に血圧が上昇し、高血圧につながるリスクがあると報告されています。また、名古屋大学大学院の研究グループは、大脳皮質にある一部の領域から、体の調節に重要な交感神経系を制御する視床下部へストレス信号を直接伝える神経伝達路を発見しました。この神経伝達路によって、心理的なストレスで生じる体温、脈拍、血圧の上昇が起こるといいます。慢性的な睡眠不足は、精神的にも肉体的にもストレスを与えるので、高血圧に結びつくと言えるでしょう」

 高血圧の予防や治療には、質の良い睡眠を十分にとることが必要なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…