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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【眼底検査】失明につながる目の病気の発見に欠かせない

公開日: 更新日:

 緑内障は中高年に多い病気で、中途失明の原因のトップ(約3割)になっています。

 網膜色素変性症は遺伝病の一種で、難病に指定されています。途中失明の原因の第2位にランクされています。発症年齢は比較的若く、30~40代が多いとされていますから、若い人でも眼底検査を5年に1回くらいは受けておいたほうがいいのかもしれません。

 糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などでは、網膜の血管が破れて出血(眼底出血)することがあります。大出血したら、急いで病院に駆け込まないと、失明しかねません。

 網膜色素変性症以外は60歳以上に多い病気ですから、50代から眼底検査を受けていれば、早期発見・早期治療につながり、高齢者になっても視力を失わないで済むでしょう。

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