【眼底検査】失明につながる目の病気の発見に欠かせない
緑内障は中高年に多い病気で、中途失明の原因のトップ(約3割)になっています。
網膜色素変性症は遺伝病の一種で、難病に指定されています。途中失明の原因の第2位にランクされています。発症年齢は比較的若く、30~40代が多いとされていますから、若い人でも眼底検査を5年に1回くらいは受けておいたほうがいいのかもしれません。
糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などでは、網膜の血管が破れて出血(眼底出血)することがあります。大出血したら、急いで病院に駆け込まないと、失明しかねません。
網膜色素変性症以外は60歳以上に多い病気ですから、50代から眼底検査を受けていれば、早期発見・早期治療につながり、高齢者になっても視力を失わないで済むでしょう。