視力検査は問題なしでも「緑内障」に…早期発見には眼圧・眼底検査が必須

公開日: 更新日:

 3月12日から18日は世界緑内障週間だ。これに合わせて日本緑内障学会は、緑内障の認知と啓発に向けて、日本各地のランドマークや医療施設などをグリーンにライトアップする「ライトアップinグリーン運動」を展開している。昨年まで実行委員長を務めた「たじみ岩瀬眼科」(岐阜県多治見市)の岩瀬愛子院長に、緑内障について知っておくべきことを聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 えっ、まさか私が!?──。緑内障との診断で、こんな反応が非常に多いという。

「みなさん、自分が緑内障になるとはまったく思っていないのです。続けて口にされるのは、『視力検査では毎年合格だったのに』や『自動車の免許更新は問題なしだったのに』。『知人が白内障手術でよく見えるようになったと言っていた。手術で治りますよね?』とおっしゃる方もいます。しかしすべて間違った緑内障の認識なのです」

 緑内障は、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が起こり、視野が欠ける病気だ。治療が遅れれば失明に至る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース