小池百合子都知事の“元側近”小島敏郎氏が激白! 2020年都知事選直前に告げられた「衝撃の言葉」
「役人の習性として当然、都知事選不出馬を含め、起こり得る可能性は全て想定しています。経歴から『カイロ大卒』を消せば彼女はその説明をしなければいけません。最初に『カイロ大卒』とメディアに紹介された1976年以来、50年近くもその経歴を語ってきたのは、こういう理由ですと。『カイロ大卒』なくして彼女の人生はなかったのですから。今後は『私は甲南女子高卒業です。高卒のどこがいけないのですか』とでも言うのでしょうか。最初から、そう言っておけば何も悪くありませんが、今さら『はい、そうですか』とはなりません」
小島氏の告発に対し、都庁内の一部には小池に切られた「腹いせ」との評価もある。
「恨みなんて全くありませんよ。小池さんはクールな人ですから、私もクールに付き合ってきました。契約関係も同然で、向こうも私を使えるなと思ったかもしれないし、こちらにも彼女は使えるなという思いもあった。そこはギブ・アンド・テイク。『東京を改革する』と言うから手伝ったまでで、変節したのは小池さんの方です。実は20年の都知事選直前、彼女は自民・公明の推薦を受ける話を進めていたのです。それは翌年の都議選で、私が事務総長を務めていた都民ファーストの会の壊滅を意味します。当然、反対した私に彼女はこう告げました。『改革は終わったのよ』と」 =つづく