“広島の論破王”が東京都知事選に殴り込み!小池3選危うし…「カイロ大卒」争点化は確実
夏の首都決戦に、新たな挑戦者が殴り込みだ。
広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が17日、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で出馬する意向を表明。「東京の過密を解消し、世界で一番住みやすい街にする」と意気込んだ。
石丸氏は京大経済学部卒業後、三菱UFJ銀行に勤務。河井克行元法相らによる選挙買収事件をめぐり、前市長の辞職に伴って実施された2020年の市長選に無所属で立ち、初当選した。先週、次期選挙(7月21日告示、同28日投開票)への不出馬を発表し、動向が注目されていた。市議の居眠りをSNSで批判したり、会見で地元紙記者とやり合う様子がネットで話題を呼び、“広島の論破王”の異名をとる。
知事選についても無所属を前提としているが、日本維新の会の支援を受ける可能性もある。維新関係者が言う。
「改革志向の石丸さんは自公や立憲民主党、共産党といった既存政党に批判的ですから、我々との親和性は高い。既に、党幹部と知事選の対応を巡って協議しています。前回20年の都知事選では、熊本県副知事だった小野泰輔さん(現衆院議員)が無所属で出馬表明した後、維新の推薦を得ています。今回も同じパターンになるかもしれません」