グタグダ維新が内部分裂危機…都知事選“掟破り”の「石丸支援者」続出で小池知事は票減らす恐れ
維新に居続けるくらいなら、除名になった方がマシ?
党として独自候補を立てていないのだから、知事選の対応は各議員に任せてもよさそうなもの。幹部の対応はちょっと過剰だ。結果的に、東京維新内部で異変が起きている。
「禁止令を破ってでも石丸さんを支援しようという動きが出ています。党勢が低迷する維新に居続けるくらいなら、あえて石丸さんを応援して除名になった方がマシというわけです。特に東京の地方議員の多くは支援者から『維新は不祥事ばかり』『維新なんかやめた方がいい』と突き上げを食らっている。今後、分裂する可能性もある」(前出とは別の維新関係者)
東京維新の地方議員が続々と石丸支援に回れば、損をするのは小池陣営だ。
「石丸さんが支持を伸ばすと、票を食われるのは蓮舫さんでなく小池さんでしょう。小池さんの支持層は野党系の蓮舫さんよりも石丸さんと考え方が近いからです。今回は、小池さんの得票が250万票程度だと蓮舫さんに勝機アリとみられている。前回2020年知事選での小池さんの得票は366万票。石丸さんが80万~100万票取るような展開になれば、小池さんと蓮舫さんはいい勝負になる」(都政関係者)
24日、東京青年会議所主催による立候補者討論会で集中砲火を浴びた小池氏は、都合の悪い質問には答えず、痛いところを突かれるとムキになって“口撃”。都ファ関係者は「ちょっとひやひやした」とこぼす。今後、まだ票を減らすのではないか。