ちきり清水商店 清水喜市郎社長(2)家業を継ぎ“19代目”になる重圧を常に感じた学生時代
人当たりの良さと熱心さでメキメキと頭角を現し、毎期の成績は抜群。課長職昇格も同期では早かった。
「全社で数百人いる営業マンの中で10位以内の成績を収める『トップガイ』になるのが目標で、入社7年目で達成しました。ちょうど母を通じて、父から『そろそろどうだ?』と打診されたタイミングだったので、家業に転職することにしたのです」
2008年春のことだった。 (つづく)
(ジャーナリスト・高鍬真之)