阪神まさかの開幕3連勝 「優勝した03年にそっくり」の声
いくらなんでも気が早過ぎないか。
阪神は初回、先発の藤浪が3点を失うも、四回にゴメス、福留の2ランで逆転。五回には2死満塁から梅野が走者一掃の二塁打などで5点を追加。その後、中日打線の猛追にあうも逃げ切った。
阪神の開幕3連勝は7年ぶりのことだが、この3連勝は「03年の開幕直後に似ている」との声がある。03年といえば星野監督の2年目。阪神が18年ぶりに優勝を決めて大阪が沸きに沸いた年だ。「あの時のことはよく覚えていますよ」という在阪テレビ局の関係者がこう続ける。
「03年の開幕カードは横浜(現DeNA)だった。初戦は井川が3点を失うもゲームをつくりながら打線が振るわず落とした。ガラリと変わったのは2戦目から。この試合は初回に先制されながら、三回に逆転し、六回と九回にダメ押し。3戦目も先制を許しながらシーソーゲームの末に再逆転。広島に移動しての初戦は矢野に先制アーチが飛び出し、その後藪が逆転されたが、集中打でひっくり返した。終わってみればシーズン初の2ケタ得点(10点)で3連勝。眠っていた連中が目を覚まし、星野監督を安心させたものです」